断熱リフォームの支援制度とは
戸建て住宅・集合住宅を対象に、断熱リフォームの材料費や工事にかかる費用を軽減することができる、国の補助制度があります。断熱リフォームをすることで家の断熱性が上がり、室内の温度を快適に保つことができます。部屋の気密性が高まり、外からの冷気や暖気の影響を受けづらくなるためです。部屋の温度が異常に暑い・寒いといったことを予防することができます。
この断熱リフォームの支援制度を利用するには条件があり、ひとつは対象となる断熱材、家庭用蓄電池、給湯器といった家庭用の蓄熱設備を利用したリフォームである、という点です。断熱リフォームに関係する全ての工事が補助されるわけではありませんので、注意してください。
この支援制度を利用して受給できる補助金額は、住宅や工事の内容で異なりますが、工事経費のおよそ3分の1以内が目安です。また、支援制度を利用するには事前に手続きや審査が必要となっており、この手順を踏む前にリフォームの工事や契約を行っても、補助金をもらうことはできません。また、すでに建てられている住宅が対象のため、新築は制度の対象外となっています。