植物をおしゃれに見せる!ガーデニング好きにおすすめのDIY
ガーデニング雑誌に出てくるようなセンスあふれるお庭にしたい!と思っていても、何から手をつけたらよいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
初心者の方でもチャレンジできる、DIYのアレンジアイデアと手順をご紹介します。
ガーデニングが楽しくなる、枕木を使ったアプローチをDIY
必要な素材&DIYの手順
一軒家で、玄関まで続くアプローチが舗装されていないケースを想定しご説明します。
材料は、コンクリート製の枕木数本と、砕石、砂の3つです。
枕木はそのまま置くだけでもよいのですが、つまずいたりしないよう、数センチだけ表面が出るように埋め込んでおくと安心です。枕木を仮置きして木の棒などで形をなぞり、枕木の厚みに対して3~4倍の深さを掘り下げます。足で踏み固めたら、中に砕石を敷き、ゴムハンマーで平らにします。さらに、打ち固めた砕石の上に砂を数センチ敷き、手や板で平らに均しましょう。
枕木を置いて水平になるようゴムハンマーで叩いて安定させ、周囲の土を戻して踏み固めたら完成です。
枕木と枕木の間に、芝生やセダムなどのグランドカバーを敷き詰めると、素敵なアプローチに変身します。
枕木には自然素材とコンクリート製がある
枕木は、防腐処理が施してある、鉄道線路の土台に使われる資材です。使い込まれた味わいのある雰囲気が、お庭の植物を引き立てます。
使用されている木の種類にもよりますが、自然素材のため年月が経つと木がやせ細り、環境によってはシロアリが発生することもあります。
耐用年数を気にしたくない方は、質感をリアルに再現した、コンクリート製の枕木の使用を検討してみてください。重さがあるので安定し、腐食の心配もありません。
ベランダでガーデニングをするならジョイントウッドパネルでDIY
ジョイントウッドパネルとは、木の質感を再現したプラスチック素材のパネルです。敷き詰めるだけでウッドデッキのような空間がつくれます。軽いので扱いやすく、女性でも簡単にDIYにチャレンジできます。デザインやカラーがとても豊富で、中には天然木そっくりの商品もあります。イメージに合ったパネルを見つけましょう。
必要な素材&DIYの手順
使用するジョイントウッドパネルが決まったら、サイズをチェックします。次に、避難はしごや室外機付近などのパネルが敷けない部分と、ベランダ全体のサイズを計測します。方眼紙やノートに図面を起こし、必要な枚数を導き出しましょう。サイズや角度の兼ね合いで余りが出てしまうので、気になる方は電動のこぎり(ジグソー)などでカットしてみてください。ジョイントウッドパネルの上にプランターを配置すれば、無機質なベランダが素敵なガーデニングエリアに変身します。
ラティスフェンスで壁や柵を隠すのもおすすめ
ラティスフェンスは、DIYでよく使われる格子状に組まれた木製の柵です。設置はとても簡単で、土台を設置し、フェンス同士を連結金具等で固定して組んでいきます。ベランダの目隠しに最適で、ハンギングプランターで植物を楽しんだり、アイビーなどの観葉植物を這わせたりなどのアレンジもできます。ただし、マンションによっては設置が禁止されているケースがありますので、管理規約をしっかりチェックしましょう。
自分でDIYをして空間を彩るのも、ガーデニングの楽しみのひとつです。軽めの素材に慣れてきたら、レンガや飛び石など少し重い素材にもチャレンジしてみましょう。アレンジの幅がどんどん広がっていくはずです。