コラム

リビングで花を楽しもう!飾り方やフラワーベースの選び方

家族みんなが集まるリビングは、居心地のよさを優先して考えたいものです。
花は手軽に手に入るインテリアで、無造作に飾るだけでも季節を感じられ、心が安らぎます。花のある暮らしで、日常を華やかに彩ってみませんか?

定番の「切花・鉢花」でリビングをコーディネート

まずは一輪挿しから
花の手入れは大変なのでは?とお考えの方は、一輪挿しからチャレンジしてみましょう。道端に咲く花も素敵に飾ることができます。フラワーベース(花瓶)はクリアやホワイトカラーを選ぶと、花色に関わらず使えるでしょう。リビングテーブルやキッチンカウンター、窓回りなど目に入る場所にレイアウトしてみてください。
飾る際は、水中で茎を斜めにスパッと切って水切りします。茎が潰れていると花が傷みやすいので、切れ味のよいハサミを使いましょう。できるだけ毎日水を換えるのも大切です。

枝ものは壺型のフラワーベース
梅や桜、ツツジやアオモジなど枝のかたちと可憐な花が楽しめる「枝もの」は、壺型のフラワーベースに合わせると、全体のバランスが美しくまとまり安定感が出ます。切花同様、毎日水を換えましょう。細めの枝は斜めに、太めの枝は十文字に切れ込みを入れると、水の吸い上げがよくなり花が長持ちします。

長く花を楽しみたいなら鉢花やミニ盆栽
鉢花や盆栽は、花種や季節によって必要な陽の光量が異なります。床やティーテーブルへ、独立してインテリアになるようコーディネートしましょう。また、水やりに使う霧吹きやジョーロは、置いたままでもインテリアになるステンレス製などを選ぶと、おしゃれに保管できます。陶器の鉢カバーなどもおすすめです。

「リース」や「スワッグ」でリビングの壁をにぎやかに

リースは花や草の輪、スワッグは壁飾りという意味を持ちます。ドライフラワーやブリザードフラワーを主に使用するので、切花や鉢花のように毎日お世話する必要がありません。また、水を使わないので、小さなお子さんやペットがいても安心です。

スワッグは花ばさみと麻ひも、リースはベースとなる土台を用意すれば簡単に作ることもできます。バラやアジサイ、ミモザやエンジウムなど、生花からそのままドライフラワーになる品種を使えば、制作からドライフラワーになるまでの過程も楽しむことができるでしょう。スワッグはカーテンレールに引っ掛けたり、麻ひもを天井に渡してぶら下げたりして飾ることもできます。

水分や土汚れを気にせず花が楽しめる「ハーバリウム」

ハーバリウムは、ドライフラワーやブリザードフラワーをボトルに入れ、高度に精製されたオイルで満たして鑑賞する新感覚の雑貨です。ボトルの下にライトを置いたり、窓際など日差しが入る場所にレイアウトしたりすれば、光が反射して美しく輝きます。水や土がこぼれる心配がないので、パソコンやテレビ台など家電の近くにもレイアウトできます。

オイル自体の寿命は1年程度ですが、中に入っている花は紫外線により退色することがあります。また、中に入っているハーバリウム専用のオイルは可燃性ですので、ガスコンロやストーブなど火気の近くには置かないようにしましょう。リビングのアクセントに花を使えば、空間が一気に華やぎます。たった1輪でも存在感があるので、毎日の暮らしにぜひ取り入れてみてください。

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