コラム

収納から見直そう!衣替えを簡単に済ませるアイデア

春や秋など、季節の移り変わりに応じて行う衣替え。きちんと服を入れ替えようとするほど手間がかかりますが、毎年必要な作業です。そこで、もっと簡単に衣替えが可能となる便利なアイデアや収納テクニックをご紹介します。

ケースの引き出しを交換するだけのアイデア衣替え!

「ケースの中身を出し入れする」のではなく「ケースの引き出しの位置を交換する」。このことを意識すると、毎年の衣替えは格段に楽になります。同じ衣装ケースを複数買いし、それぞれのケースへ衣類を季節ごとに分類しておけば、引き出しの交換だけで衣替えは完了します。季節外れの服を入れたケースは、クローゼットの天棚などに片づけましょう。お気に入りのおしゃれな衣装ケースなら、インテリアの一部として部屋を華やかに飾ってくれる効果も期待できます。

ちなみに、ケースへ服をしまう際は、平置きではなく縦置きでしまうのがポイントです。縦置きの方が、一目で柄などが確認できるうえ、見た目もすっきりして取り出しやすく、しわもつきにくくなります。さらに服をたたむとき、間にタオルや型紙をはさめば、服の形を崩さずに保管できます。そして、衣装ケースには忘れずに防虫剤を入れましょう。
ニットやセーターなどのかさばる服は、圧縮袋を用いて体積を減らせば、衣装ケースの中でもスペースを取りません。

衣替えするほど服の量がないなら、「行わない」というアイデアも

毎年の行事のようなイメージもある衣替えですが、持っている衣服の量が少ない1人暮らしなどの場合、無理して行う必要はありません。シーズンごとに着る服が取り出しやすければよいのです。

衣替えを行わない場合にも、ケースの中を季節ごとに区切って服を収納し、オンシーズンのものが手前にくるように配置しましょう。服を区切るのには、小さめの衣装ケースやブックスタンドが最適です。

また、衣装ケースにしまう収納をやめて、すべての服をハンガーなどにかける収納に移行すれば、衣替えの手間だけでなく、洗濯後にたたむ必要もなくなり、日々の家事がぐっと楽になります。さらにコーディネートを決めてセットしてからハンガーにかけておけば、朝の身支度の時間短縮にもつながります。

かける収納を行うためには、前もってどのように服を収納するかを決めておくことがポイントになります。
トップスやボトムスなど服の種類ごとや、季節ごとによって服をかけるエリアを区別しましょう。エリア分けには、洗濯ばさみを使うのがおすすめです。ポールに洗濯ばさみをつければ、簡単にほかの季節のものと分けてかけられます。また、スペースが足りないときは、つっぱり棒を使って服をかける部分を増やすのもおすすめです。とくに上段・下段と2段に分けることで、お子様でも服を取り出しやすくなります。余裕があれば、コートやジーンズなど、すぐに洗わない洋服用のポールも用意するとよいでしょう。

手間がかかる衣替えは、普段の収納のやり方にひと手間加えることで、簡単に行えるようになります。毎年の衣替えを簡単に済ませたいなら、一度ご自宅の服の収納を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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