ものを捨てるタイミングはいつ?処分時期の見きわめ方
日々の生活の中で増えてしまうさまざまなもの。「捨てたいけど、まだ使うかもしれないし……」と捨てるタイミングを逃してしまい、部屋が片付かない経験はありませんか?
ものを捨てられないと困っている方向けに、上手に処分するタイミングをご紹介します。
「いつか使う」という考えを捨てる
ものを溜めやすい人の中には「いつか使うから」という考えを持っている人がいます。「いつか使うかもしれない」と思いつつ今使っていないものは、今後も使わない可能性が高いといわれています。いつ使うかわからない、本当に使うかもわからないものを取っておくとものがどんどん溜まってしまうので、まずは上手にものを処分するために「いつか使う」という考え方を捨てましょう。
洋服は、シーズン中1度も着なかったら処分のタイミング
家に溜まりがちなものの代名詞といえば洋服でしょう。洋服はそのシーズンで1度も着なかったら、処分のタイミングです。1シーズンで1度も袖を通さなかった場合、服の着心地や傷み具合、流行など、何かしらの理由があり着なかったと考えられます。
こうした服は、来年のシーズンでも着ない可能性が高いので、「いつか着るかも」という考えを捨てて思い切って処分しましょう。
衣替えのタイミングで処分するかを判断しながら整理すると、クローゼットを常にすっきりした状態に保てます。
子どものおもちゃは、おもちゃ箱に入りきらなくなったら処分のタイミング
お誕生日やクリスマスなどの記念日に合わせて、どんどん増えていくおもちゃ類。
おもちゃも子どもが遊ばなくなったら処分のタイミングですが、子どもに内緒で処分すると怒られてしまうことも。
とはいえ、子どもに捨てるおもちゃを選ばせようとしても、特に小さいお子さんだと選べない場合も多く、処分のタイミングを逃してしまうパターンになりかねません。
そのような場合は、おもちゃ箱を用意して「この箱に入りきらなくなったおもちゃは処分する」という約束事を作ってみましょう。
収納スペースを決めることで、子どもも本当に必要なおもちゃだけを選んでくれるようになりますし、おもちゃが際限なく増えて部屋が散らかることも防げるはずです。要らなくなったおもちゃは、リサイクル店やフリマサイトなどで売れば、お小遣いにもなり、一石二鳥です。
リフォームなどは絶好の処分のタイミング
住宅や内装のリフォームも、ものを処分する絶好のタイミングです。部屋の中のものを一度すべて出す必要があるため、不要なものを一掃できます。また、間取りなどから収納できるスペースや収納方法をイメージしつつものを取捨選択できるので、不用品を処分しやすいでしょう。
せっかく新しい家や部屋に不要なものを持ち込んでは、またすぐ散らかってしまいます。タイミングを逃さず、思い切った断捨離を行いましょう。
「いつか使うかも」と思っていても使っていないものは思っている以上に多いものです。処分するタイミングを知れば、不要なものを増やすことなく、日々の掃除や片付けも楽になるでしょう。タイミングを逃さず断捨離をして、いつまでもきれいな自宅で気持ちよく暮らしましょう。