汚れをためないことが大切!ベランダの溝掃除の方法
家の中で掃除が難しい箇所として、ベランダが挙げられます。特に、ベランダの溝は専用グッズを揃えて、うまく掃除しましょう。
ベランダが汚れる原因は?
ベランダは屋外にあるため、外から飛んでくるゴミや砂ぼこりがどんどんたまっていきます。雨や露といった気象によってもたらされるものも、ベランダの汚れに関係してきます。
また、鳥のフンの問題もあるでしょう。カラスやハトといった鳥は、地域を問わずに生息しています。これらのフンは見た目が悪いだけでなく雑菌も含まれているので、早急に取り除かなくてはなりません。
ベランダが掃除しにくいのはなぜ?
汚れが多い場所であるにもかかわらず、ベランダはお掃除がしにくい場所であるといえます。なぜなら、ベランダには掃除をするにあたって、厄介な部分が少なくないからです。普通にほうきや雑巾を使った掃除だけでは、きれいにしにくいでしょう。
最大の難関はベランダの溝です。汚れやホコリがたまりやすいのに、掃除グッズが届きにくいのでなかなかきれいにできません。そのほか、室外機の周辺、手すりなども作業がはかどらない箇所です。そのうえ、ベランダを掃除できるかどうかは天候にも左右されます。雨天ではベランダ掃除ができないので、晴れた日に済ませなくてはなりません。
予定が立てにくいのも、ベランダ掃除を先送りにしてしまう理由のひとつです。
ベランダの溝を掃除するコツ1
汚れのしつこいベランダの溝を掃除するなら、デッキブラシが便利です。さらに、クエン酸や重曹も用意しましょう。いずれも100均などでも簡単に購入できるので、おすすめです。
まず重曹とクエン酸を溝に注ぎ、しばらく放置するとやがて汚れが浮かび上がります。それから、デッキブラシで汚れをこすり落としましょう。最後は水ですすぐと、溝はきれいになります。この方法なら時間もあまりかかりません。仕事や家事のある日でもすぐに終わらせられます。
ベランダの溝を掃除するコツ2
収納場所がないなどでお掃除用品を買い揃えるのがためらわれる場合は、身の回りのグッズを使ってきれいにすることも可能です。たとえば、デッキブラシのかわりに使い古した歯ブラシを用いてみましょう。
サイズが小さいうえ、かがまないと使えないので広範囲の掃除には向きませんが、溝を細かく掃除するときには役立ちます。
また、新聞紙とほうきで溝を掃除する方法もあります。水に濡らし細かくした新聞紙を溝に埋め込んだ後で、ほうきで掃きます。そうすると、ゴミが湿った新聞紙にくっつき、溝がきれいなります。
そのほか、スポンジも溝掃除では効果的です。人によってはブラシよりも使いやすく、丁寧に磨き上げられます。
ベランダの溝掃除は、なかなかこまめにできない場所です。また、天候にも左右されるため、いつでも気軽にとりかかれないという側面もあります。ここでご紹介した掃除方法を参考に、自分に合ったやり方を見つけてみてください。