キッチンに収納スペースを!あこがれのパントリーを作るリフォーム
毎日使うキッチンは、常に使いやすさと清潔感を保っておきたいものですが、何かとものが増えやすく、収納に困ってしまう方も多いのではないのでしょうか。
そんな時は、パントリーを活用して、すっきりおしゃれなキッチン収納を目指してみましょう。
便利なパントリーを作るためには
最近では、新しく住宅を建てたり、リフォームしたりする際にパントリーを設置したいと考える方が増えてきています。
その際、まず気を付けたいことは設置する場所です。キッチンからすぐに移動できることはもちろんですが、できれば玄関側からも入りやすい場所にあると、缶詰などの重いものやかさばるものを買ってきた時にも直接しまうことができて便利です。
次に気を付けたいのは、取り出しやすさです。棚に奥行きがあり過ぎる設計だと、奥のものが見えにくく取り出しにくくなるため、できれば全てのものが直接手に取れる位置にあるのが理想的でしょう。パントリー内の壁面に設ける棚の奥行きは、30~40cmあれば容量も十分です。
また、食品の保存管理に適した環境も大切です。玄関から近い場所に設置すると風通しが良くなり、湿気やにおいがこもることも防ぐことができます。パントリーには基本的に扉を付ける必要はありませんが、どうしても付けたい場合には、日頃こまめな換気を心がけると良いでしょう。
パントリー内の棚には引き出し等をあらかじめ作り付けず収納ケースなどを活用することで、さまざまなものを収納するのに柔軟に対応できるスペースづくりができます。
機能的でおしゃれなパントリーを目指すには
パントリーは「見せる収納」ともいえます。一目で収納してあるものがわかりやすく、かつデザイン的に心地良く感じられる空間にすることで、よりストレスフリーなキッチンライフに役立つものとなるでしょう。
機能性とデザイン性の両方を満たすためには、まず「統一感のある並べ方」が不可欠です。
買ってきたものは棚にそのまま置くのではなく、ある程度分類して、すぐに引き出せる収納ケースに収めて保管すると良いでしょう。その際、収納ケースの大きさや色を揃え、ラベルなどを揃えるだけでも、すっきりとした見た目になります。
ここで役に立つアイテムが、ファイルボックスや取っ手付きのプラスチックボックスです。
こうしたものは、大手インテリア雑貨店や100均などでも、同じものが手軽に幾つも揃えられるのが利点です。
容量の大きなものをまとめて収納するには、バスケットタイプのケースがおすすめです。
また、小さなスティックタイプの食品や乾物などは、広口タイプの保存用ビンに入れるなどして収納しても良いでしょう。
箱買いしたものをそのまま置きたいけど見た目が気になる…という場合には、突っ張り棒とカフェカーテンを活用して目隠しをするのもおすすめです。
パントリーは、上手に活用することで日々の家事を楽しく便利にしてくれる空間です。それぞれのライフスタイルに合わせたサイズやレイアウトを考えながら、ぜひあなただけの素敵なパントリーを創り上げてみてください。