広々空間を作りたい!内壁を取り除くリフォーム
家族のライフスタイルが成長・変化していく中で、それまで使っていた部屋が不要になったり、間取りが使いにくくなってしまうことがあります。
そういった悩みを解消するひとつの方法が内壁を取り除くリフォームです。このリフォームをおこなうには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
家を使いやすくする内壁リフォーム
内壁を取り除くリフォームは家の中のさまざまな場所でおこなわれています。
・リビングと和室をつなげて広々としたリビングでくつろぎたい
・キッチンの壁を取り除いて開放感を出したい
・洋室2部屋を洋室1部屋にして、風通しの良い寝室にしたい
内壁を取り除くことで、日ごろ感じていた使いにくさを解消できるのが魅力です。
内壁を取り除くとどんな効果がある?
空間が広々とするので、日当たりの悪かった場所にも光が行き渡り、風通しも良くなることが考えられます。そのため、空間の快適さが増すことが期待できます。また、仕切り壁を撤去した場所に必要に応じて引き戸などを設置し仕切れるようにしておくと、空間の使い方の可能性が広がります。
しかし、空間が広くなることでエアコンの効率が悪くなる場合があります。この場合は、壁に新たに断熱材を入れることなどで、ある程度緩和することができます。また、キッチンとリビングの間仕切壁を撤去した場合は、においや作業音などが筒抜けになるということも、あらかじめ認識しておくとよいでしょう。
内壁を取り除ける場所は?
戸建て・マンションの違いに関わらず、建築物には「構造上取り除くことができない壁」というものが存在します。どの壁を取り除くと耐震性や安全性に支障が出るのかは、専門家に判断してもらうことをおすすめします。
また、取り除きたい壁にコンセントなど電気系の配線が含まれている場合は、撤去後の生活に不便が生じないように対策することも大切です。その場合、壁自体のリフォーム費用とは別に電気工事に関わる費用も計算に入れておく必要があります。
特にマンションの場合は、使えるコンセントの容量や床材・壁材の変更が制限されている場合があります。あらかじめそのような規約をしっかりと確認してから、計画を立てるとよいでしょう。
住空間をより開放的で快適なものに変えてくれる内壁リフォーム。事前の調査や計画をしっかりとおこない、ぜひ満足のいくリフォームを実現してください。