災害時にドローンで被害状況を確認。神奈川県と防災連携協定を締結へ

ニュースリリース 2022.01.26

株式会社フレッシュハウス(代表取締役社長 中村 秀 SOMPOグループ、以下「フレッシュハウス」)と神奈川県(知事:黒岩 祐治)は、「災害時における無人航空機による協力に関する協定」を2022年1月26日に締結いたしました。これにより、フレッシュハウスは災害発生時等において、神奈川県からの要請に基づき、無人航空機(以下「ドローン」)による被害状況の確認や被災者の捜索活動等の支援を行います。

1.協定の背景と経緯

高性能なドローンは非常に安定した飛行性能を持ち、指定場所までの移動や発進場所への帰還も正確に行える機能を有しており、災害発生時の状況把握や被害確認などに活用が期待されています。
フレッシュハウスはドローン飛行における国土交通省の全国包括許可承認を取得しており、ドローンを利用した屋根点検は年間で500件以上実施。安全に飛行・診断するためのドローンの操縦技術だけでなく、所轄警察署への事前連絡や近くに空港や米軍基地があった場合の連携など、ドローンで市街地を飛行するためのノウハウや実績が評価され、神奈川県内において災害等の発生時にドローンによる情報収集の支援を行う事になりました。

2.人命救助と防災・減災への取り組み

フレッシュハウスでは表面の温度変化を可視化する赤外線サーマルカメラ搭載のドローンも実務で使用しており、空中から細かな温度変化を捉える事も可能。災害現場において人命の捜索救助活動などにも期待される技術である事から、今後、災害事象を想定した予行練習などで補助的な活動を行うための検証を行います。また、災害を未然に防ぐための屋根や外壁の診断を無料で実施※。建材の剥がれや滑落等により、他人に損害を与えてしまうリスクを顕在化させるなどして、防災・減災への取り組みも継続して行います。

※フレッシュハウス営業エリア内に限ります。

【ニュースリリースPDF】 災害時にドローンで被害状況を確認。神奈川県と防災連携協定を締結へ

【写真左】神奈川県庁にて協定に調印した神奈川県の黒岩知事(右)とフレッシュハウスの中村(左)
【写真右】ドローンを手に取る黒岩知事 ※撮影用にプロペラガードを外しています。

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